2000年頃までの賃貸物件には、
トイレ・洗面台(洗面ボウル)・浴槽の3点が一体となった、
「3点式ユニットバス」が多く採用されていました。
それから約30年…。
経年劣化によるトイレの故障が増えており、
「3点式ユニットバスの中のトイレを交換したい」というご相談を多くいただきます。
トイレ交換を行う際には、「トイレの品番」が必要になるのですが…
3点式ユニットバスのトイレはほとんど場合、品番シールが貼ってありません。
探せど探せど品番シールが見当たらず、困惑される方も多くいらっしゃいます。
今回の記事では「3点式ユニットバスの中のトイレの品番」が確認しづらい
その理由を解説した上で、確認方法を3点と当社のトイレ交換事例をご紹介します。
3点式ユニットバスをお使いの方へ、何かしらの参考になれば幸いです。
3点式ユニットバスのトイレ品番はなぜ確認しづらいのか?
3点式ユニットバスの中のトイレ品番はなぜ確認しづらいのか?
と気になる方も多いのではないでしょうか。
その理由としては、3点式に限らす一般的なユニットバスには、
「ユニットバス全体の品番」が存在していることが挙げられます。
最近の水まわり設備は多くの場合、
トイレ・洗面台(洗面ボウル)・浴槽が独立している場合は、
それぞれの製品に品番が貼ってあります。
しかし、ユニットバスの場合は…
「ユニットバス全体の品番」と「ユニットバスのメーカー名」のみ
貼られているケースが多く、トイレの品番シールは貼っていないんです。
3点式ユニットバス全体の品番からトイレを特定するまで
「ユニットバス全体の品番」が確認できても、
トイレの品番まで特定するのは難しいのでは?と不安になる方も多いはずです。
しかし「ユニットバス全体の品番」が特定できると、
ユニットバスのメーカー名が特定できます。
メーカー名が特定できれば、直接問い合わせることで…
3点式ユニットバスに組み込まれているトイレの品番が特定できるので、
その後はスムーズにトイレ交換に進むでしょう。
たとえ生産が終了しているトイレでも、
他に適合するトイレが探し出せる可能性があるので、
「ユニットバス全体の品番」を特定することは非常に重要なポイントなのです。
3点式ユニットバスのトイレの品番の確認方法
ここまでの話から「ユニットバス全体の品番」が確認できると、
トイレの品番が特定できる可能性があるということをご理解いただけたかと思います。
しかし、いざ「ユニットバス全体の品番」を確認しようとしても、
見つけ出すのに難航する方が多いです。
ここからは「ユニットバス全体の品番」を確認する方法を3点ご紹介します。
① 取り扱い説明書を確認する
入居の際にユニットバス全体の説明書を渡されている場合は、
そちらを確認しましょう。
ユニットバス全体の品番だけでなく、
メーカー名・問い合わせ先が明記されているので、
トイレの品番を特定するまでの流れが非常にスムーズです。
また、メーカーによっては公式ホームぺージに、
取り扱い説明書を掲載している場合があります。
「取り扱い説明書を補完していない」「紛失してしまった」という方も、
諦めずに、一度公式ホームページをチェックしてみると良いでしょう。
② 入口のドア上部を確認する
ユニットバスの中から入口のドア上部を見ると、
ユニットバス全体の品番シールが貼ってあるケースがあります。
品番シールと聞くと、トイレ・洗面台(洗面ボウル)・浴槽の
どこかに貼られているはずだと思い、各製品を念入りに確認される方が多くいます。
意外と盲点な入口のドアやドアの上に貼ってあるかも知れないので、
各製品を確認した上で見つからなかった場合は、ドア上部を確認してみてください。
③ 天井の四角いフタの裏側を確認する
天井にある四角いフタの裏側に品番シールが貼ってあるケースがあります。
この四角いフタは、天井裏に手や顔を入れて作業をするために存在し、
「点検口」と呼ばれています。
普段の生活で、点検口のフタを開ける場合は少ないと思いますが、
各製品を確認した上で見つからなかった場合は確認してみると良いでしょう。
その際、トイレタンクや洗面ボウルに足をかけると…
破損したり怪我をしたりする可能性があるので、確認の際は脚立をお使いください。
当社のトイレ交換事例を紹介
ここからは、当社で対応した3点式ユニットバスの中のトイレ交換事例をご紹介します。
お問い合わせからご訪問まで
築30年近く経つ賃貸物件の大家様より、
お電話にて下記のようなご相談をいただきました。
「入居者が退去した後にお部屋を確認したところ、
掃除をしても綺麗にならないトイレ汚れが気になった。
トイレ汚れによって次の入居者が決まらないと困るので
トイレ本体を交換したいと思っている」とのことでした。
築30年の賃貸物件ということを踏まえると、
トイレの撥水性が落ちてきていると考えられるので、
当社としてもトイレ本体の交換が妥当であると判断しました。
独立式のトイレではなく、3点式ユニットバスのトイレ交換なので、
大家様には事前に「ユニットバス全体の品番」を確認してもらいました。
こちらの物件は、入口のドア上部に品番シールが貼られていたようです。
事前に品番を教えていただいたおかげで、ユニットバスメーカーを特定することができました。
訪問時の対応
ユニットバスメーカーが特定できたことで、
トイレの品番が特定でき、現在使用のトイレは約30年前に生産されていた、
「陶器製トイレ」であることが判断しました。
念の為、現在のトイレ状況を確認するために該当物件へ伺います。
状況を把握した上で、メーカーに相談したところ、
私共で取り扱いのある樹脂製トイレタンクと陶器製便器が、
適合しそうなことがわかりました。
大家様にも状況を説明し、正式に当社へご依頼いただけることになりました。
早速「樹脂製トイレ」を正式に発注します。
修理の様子
トイレ交換工事日を迎え、この日は大家様立ち合いのもとトイレ交換を進めます。
(※空室の場合、工事立ち合いは必須ではありません)
トイレを取り付ける床・壁は特に劣化している様子はなく、
とてもスムーズに作業が進みました。
床や壁を傷つけないよう慎重に作業を行っていきます。
トイレの状況にもよりますが、
トイレ本体のみの交換は2~3時間程度で作業が完了します。
今回の場合も、大きな問題は起きなかったので約2時間で作業が完了しました。
交換後の様子
トイレの交換が完了しました。
念のため、問題なく水が流れるかを大家様立ち会いのもと確認しましたが、
問題ありませんでした。
話を聞くと、大家様は撥水性だけでなく…
経年劣化によるトイレ自体の黄ばみも気になっているようでした。
築年数が経っている物件でも、
トイレ本体を新しく変えるだけで清潔感が一気に増すので、
「新品で真っ白なトイレに変わって嬉しい。
トイレは毎日使う場所なので、次の入居者も喜んでくれるはずだ」
とお喜びいただけたご様子でした。
まとめ
今回の記事では「3点式ユニットバスの中のトイレ品番」が確認しづらい理由と
確認方法、当社のトイレ交換事例をご紹介してきました。
3点式ユニットバスの中のトイレにトラブルが発生しており、
トイレ自体の交換が必要だと感じられた方はお気軽に当社へご相談ください。
ご相談いただく際、トイレやユニットバスの品番が不明でもまったく問題ありません。
どうぞお気軽にお声がけいただければと思います。
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