3点ユニットバスの割れたトイレタンクを交換した事例

2000年までに作られたワンルームアパートなどでよく見かける3点式ユニットバス。設置タイミングによっては耐用年数を迎えて故障することも増えてきているはずです。

今回は3点式ユニットバスの修理の中でも難易度が高いとされるトイレタンクの修理例についてご紹介します。なぜ難易度が高いのか、修理するならどのように修理すればいいかお伝えします。

そもそも3点式ユニットバスとは

本題に入る前に、改めて3点式ユニットバスとは何か説明しましょう。3点ユニットバスとはトイレ・洗面・お風呂が一緒になっている設備を指します。一人暮らし向けのワンルームマンション・アパートに限らずビジネスホテルでもよく見かける設備です。

2000年ごろまでは主流でしたが、昨今の賃貸運営においては非常に不利です。というのも、ほとんどの入居者が「バス・トイレ別」を希望しており、退去後に修理ではなくバス・トイレ別で改修することも少なくないのが現実。ただ家賃の安さなどで魅力に感じてくれる入居者がいることも事実です。

3点式ユニットバスが劣化すると起こること

3点式に限らず、ユニットバスの耐用年数は15〜20年と言われています。つまり、ユニットバス全盛期に設置された設備のほとんどが耐用年数を超えていることになります。

耐用年数が近づき、経年劣化が目立つと以下のような兆候が出るようになります。

  • カビを除去できなくなった
  • ヒビやサビが目立つ
  • 排水溝の流れが悪い
  • 換気扇が効かない
  • 洗面台の劣化
  • トイレのトラブル

特に気にするべきポイントはトイレです。詰まりや水漏れといった配管トラブルだけでなく、便座・便器やトイレタンクが割れることもよく起こります。トイレタンクはほかの水回り部分と異なり樹脂製なので、経年劣化の影響を大きく受けます。また常に水が入っており、中央部分が膨らんだ状態が続きます。膨らんだ部分に負担がかかってひび割れしやすくなります。

「いったんテープを貼ればいい!」とガムテープなどで補修している例を見かけますが、最初は小さい日々でもいずれは大きな亀裂となり、割れてしまいます。トイレタンクにひびがある場合は、将来漏水や下の階への雨漏れの原因となりかねませんので、できるだけ早く修理業者を手配しましょう。

3点式ユニットバスのトイレ交換が難しい理由

よく「3点式トイレの修理をお願いしたけど断られた」という話を耳にしませんか?これは3点式ユニットバスの修理そのものが難しく、対応できない業者が多いからです。

特によく断られるのがトイレタンクのカバーが隠れている「隠蔽式」と呼ばれるものです。

隠蔽式タンクの一例

トイレタンクの蓋と洗面台が一体になっており、簡単にトイレタンクのみを取り外すのが難しい仕組みになっています。

トイレだけ修理をしたくてもカバーや便器を外さないと修理そのものができません。また、トイレタンクを交換するにもタンクにかぶさっていた蓋部分の加工をしなければいけないので、工事の難易度が上がります。

隠蔽式のトイレタンクの交換はどうしても手間がかかるので、専門業者も避けがちなのです。

ユニットバスそのものが廃番になっていたら?

3点式ユニットバスの新規取付が多かったのは2000年代序盤まで。このころに設置されたユニットバスの部品の多くが廃番になっています。そのため業者にお願いしても「ユニットバス全体を交換しないと難しい」と言われることが多いです。加えてトイレタンクが隠されている場合などは修理そのものの難易度も高いです。

ただ、修理方法を工夫すれば既存のスペースを活用しながら修理が可能です。よく行われている手法は以下の通りです。

1つ目は部品が廃盤になっている場合は互換性のある部品を使って修繕をすることです。既存設備の型にはまるものがあれば、その部品で交換します。

2つ目は洗面所の一部を切り離し、新しいトイレに交換するやり方です。先ほど紹介した隠蔽式のトイレタンクを交換する場合は古いトイレを撤去し、新しいトイレを取り付ける場合がほとんどです。

どのような工事なら対応できるかはメーカーやトイレのタイプによって大きく異なります。詳しくは一度お問い合わせ下さい。

割れたトイレタンクを交換した事例

工事の可否や修理費用は故障の具合によって大きく変わります。

ここでは修理可能な事例を2つご紹介しましょう。

独立したトイレタンク・便座の交換

3点式ユニットバス トイレ修理前の画像

今回ご紹介する事例はトイレタンクが独立しているタイプの3点式ユニットバスの修理事例です。お客様の予算の兼ね合いで、ユニットバス全体は交換せずに便座とタンクのみの交換を希望されていました。

まず便座とタンクを取り外します。

3点式ユニットバスのトイレ交換作業中

便座やタンクは似たものであれば何でも取り付けができる訳ではなく、合う・合わないが発生します。できれば既存のトイレと同じ仕様のものをおすすめしますが、メーカー廃番などで全く同じものがない場合は適合性があるものを取り付けます。

こちらのお客様もの場合、適合性のあるトイレがあったためその部品で交換する旨を説明し、作業を行いました。

3点式ユニットバスのトイレ交換後

上の画像はトイレを交換した後のものです。清潔感が増し、室内の雰囲気が変わりました。

3点ユニットバスのトイレ交換事例

また、このようなトイレタンク修理も行っています。

3点式ユニットバスのトイレタンクが壊れている画像

陶器製のトイレタンクが割れており、入居者されていた方が割れた部分に補修テープを貼って使っていたようです。新しい入居者が決まるまでに修理したいというご要望だったので、古いタンクを取り外して新しいトイレタンクを設置します。

タンク内の水を抜き、タンクを取り外します。

3点式ユニットバスのトイレの交換作業中の画像

割れたトイレタンクを取り外したら、新しいトイレタンクを取り付けます。新しいトイレタンクは樹脂製のものにしました。

3点式ユニットバスのトイレ交換後の画像

トイレが新しくなっただけでユニットバス内の雰囲気も変わりました。

トイレタンクを交換する料金はトイレタンクにもよりますが税別5万~6万5000円が目安です。

お問い合わせの際の注意点

メーカーや3点式ユニットバスの形式によってはご対応が難しい場合があります。適合するトイレタンクをお調べするために、お問い合わせの際にトイレタンクの画像を1枚お送りください。

その際は便座のふたを閉めて、便器・トイレタンク・トイレタンク横もしくは洗面ボウル下にあるトイレ止水栓の3点が入るように撮影をお願いします。

まとめ

トイレタンクの交換ができるかどうかは現場写真を見ないとわかりません。
工事期間や費用など、気になることがあればまずはお問い合わせください。

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最後までお読みいただきありがとうございました。
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